夏休みラストスパート!読書感想文が書けない子がスイスイ書けた本

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今年の夏休みももうすぐ終わり。
夏休みといえば8月末まで…というイメージでしたが、今は違うんですね。

我が子の宿題もあとは読書感想文だけとなっていました。
私も読書感想文はずっと苦手だったので、気が進まない気持ちがとてもわかります。

学生時代に私が書いていたのは、原稿用紙のマス目をやたらと多い句読点や回りくどい文章で埋めただけの感想文でした。
今思い出しても酷すぎるので、我が子に同じ方法で手助けするのは無しです(笑)

そこで、『脚本家が教える読書感想文教室』を買って参考にすることにしました。
この本の帯には、

作文が苦手な子でもひとりで書ける力がつく!
「作文が書けない子が3時間で変わった」
「子どもが自力で楽しく書ける」
「宿題がぜったい1日で終わる」

…と、書いてありましたが、実際に我が子も1日で読書感想文を書き終えることができました。

「何をどう書いたらいいかわからない!」
「『おもしろかった』しか書く感想が思いつかない!」

こんな「感想文苦手あるある」が解決します。
今回は、買って大正解だったこの本を紹介したいと思います!

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『脚本家が教える読書感想文教室』の内容

私はこれまでずっと、読書感想文は読んだ本の内容と感想を書くものだと思っていました。
でも違ったんですね。
本を読む前の体験や考え(失敗談やマイナスな考え)が読書後にどう変化したり気づいたかのを書く「反省文」のようなものだったとは…。

『脚本家が教える読書感想文教室』の著者は脚本家の篠原明夫さんという方です。
日本最大級の習いごと検索サービスのストアカでこの方が毎夏開催している、大人気でなかなか予約のとれない読書感想文講座のメソッドがこの本の中に書かれています。

講座に興味のある方は以下のリンクからどうぞ。
2023年の夏も読書感想文講座が開催されています。(2023年8月3日調べ)
→ 習いごと検索サービス「ストアカ」


対象は小学1〜6年生なので、小学校6年間はこの一冊があれば安心です。
本文にはふりがなもあるので、子供がひとりでこの本を参考にしながら感想文を書くのにチャレンジすることもできます。

内容は以下の3つのパートに分かれています。

  1. 読書感想文の書き方
  2. 読書感想文の見本
  3. 子供が読書感想文を書けないときに

1.読書感想文の書き方

感想文の書き方を「書く前」「書く」「仕上げ」の3つの手順で解説しています。
大人と子供が一緒に読む部分です。

【書き方1】原稿用紙に書く前に

本を読む前、読みながら、読んだあとの、自分の考えや気持ちの確認方法について解説しています。
スッキリと簡単に解説しているので、読んでいる子供も『これならできそう!』という気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。

【書き方2】原稿用紙に書く[フレームワーク]

原稿用紙を短めの行に分けて書く『フレームワーク』という方法について解説しています。
あらかじめフレーム分けしたパートに合わせて、本を選んだ理由や感想などを書いていくことで感想文の下書きが完成します。
原稿用紙の枚数別「1まい(400字)」「2まい(800字)」「3まい(1200字)」の具体的なフレーム分けについて紹介。
わかりやすい書き方の見本が載っているので、低学年から高学年までフレームワークに挑戦することができます。

【書き方3】原稿用紙を仕上げる

完成した下書きをチェックして清書する、仕上げのパートです。
原稿用紙の使い方や使用する文房具についても紹介しています。

2.読書感想文の見本

『フレームワーク』で書いた読書感想文の見本が、書き方や表現についての解説を交えながら紹介されています。
実在しない本の感想文見本なので、子供が丸ごと書き写してしまったり、例文の感想に流されてしまうことがなく安心です。
気持ちを表すいろいろな表現や言いかえのヒントも載っているので、語彙力が身についていない低学年の子供でも文章表現のバリエーションは広がります。

3.子供が読書感想文を書けないときに

保護者向けのパートです。
冒頭の「大人がしがちな3大NG対応」、全部そのまま私でした(笑)
指導する上でどのように対応するのが良いのかが書かれていて、とても参考になります。

さいごに

保護者への注意書きに、この本は「文がうまくなる」や「コンクールで賞をとる」を目指したものではなく、読書感想文を「自分の力で最後まで書く」ことが目的の本であるとあります。

文章を書くのが苦手な子供が頑張らないといけないのは、まずは、自分で思ったことや考えをまとめたり、表現できるようになることですよね。
この本をきっかけに読書感想文の書き方を知り、書くことの苦手意識が克服できればきっと、文章力は伸びていくのだと思います。

我が子が書いている途中段階の下書きを見た私の母が言いました。
「まだ句読点打てるところいっぱいあるから、ここからもっと行数増やせるんじゃない?」
それ、私がずっとやっていた酷い書き方…。
私の母による適当な指導が我が子に受け継がれようとしていました(笑)

しかし、私がこの本を買ったことにより、負の連鎖(読書感想文の誤った書き方)を断ち切る第一歩となったのではないかと思います。

私と同じように、読書感想文が苦手で子供にはどのように手助けしたらよいかわからない方に、この本『脚本家が教える読書感想文教室』を強くおすすめします!

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参考として…

読書感想文に限らず、子供の文章表現力は磨き続けていきたいものですね。
役に立ちそうな通信教育を参考に紹介しておきます。
※ご注意:この記事で紹介した書籍とは無関係の全く別の講座です

書くことに自信が持てるようになってきたお子さんには、作文に特化した通信教育講座の受講もよさそうですね。
小学生向け作文通信教育講座 ブンブンどりむでは、無料体験キットの申込も受付しています。

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通信教育のZ会は文章を読む、書かせる問題が多く出題されます。
国語、算数、経験学習(Z会オリジナルの教科)を通じて文章表現力を磨くのもおすすめです。
参考記事をどうぞ。

→ Z会小学生コース受講レビュー

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